Claudeに知恵をつける

AIと手ぶらで話すと一般論に走ったりで、なにをするにもフワフワの話しかできない。まあそれはそう。
業務ドメイン内のポリシーやら設計やらのあれこれを教えて始めて会話の前提が揃う。
じゃあ、どうやってドキュメント読ませんのよ。ドキュメント全部Notionだぞ。

落としてくるんだよ

プロジェクトディレクトリ配下に.noionみたいなディレクトリ切って、markdownエクスポートしたファイルをどかどか置く。
毎日の作業開始時に「.notion配下のドキュメントをまず全部読んでこい」ってやって、必要な知識を積ませる。
ほかにもリポジトリの概観であるとか、対話のルールであるとか、どんな環境(OSとか使ってるシェルとか)をあらあら教えるドキュメントを読ませて、やっと試合開始。

で、どっかのページが更新されたらまたDLして解凍して云々。
ああめんどうくさい。

スクリプトにやらせよう

わたしは怠惰で面倒くさがりなので、人間がやる作業じゃねえなと思ったらなんでもコードにしてしまう傾向がある。
ちょうど似たような仕組みはwebページからepubファイルを作ってKindleで読むぞみたいなツール作ったことがあるので、設計の考え方はそっちに寄せつつやる。
ほしいnotionのページの羅列を用意して、いい感じにexportした状態のファイルを.notion配下に展開させるやつができた。
これを数日にいっぺん起動させ、必要なページをまるっと更新するようにする。claudeは鮮度の高い資料を読みながら作業ができる。
わたしはほとんどコードを書くことがなく、何をどうしたいかを延々チャットに書き、嘘をつき始めたら殴る、ということをやる。
やがて一日が終わり、進捗し、自分で書いてないからコードが頭に入ってこなくて、半泣きでソースコードを読む、みたいな業務時間を過ごしている。

真っ当な開発を支えるのはドキュメント

まあ何がだいじかって、整理された正確な設計やら要件やらのドキュメントがあれば、AIはあんま変なものを書かないってことだ。
わたしは酷い時だとドキュメントを全部突っ込んだ上「この案件って何したいの?わたしは何をするとゴールって話?」みたいな雑な質問を投げ、案件の概観の把握であるとか、手の付け所とか、ペンディングになっててスタックしちゃうポイントとかをまとめてもらったりしている。
いちプログラマが秘書を雇ってるようなものなんで、大変にはかどる。
問題は日本円で頑張って稼いだ一部がドルに変わって海の向こうのやつの財布に入ることだ。
さくら辺り、なんかいい感じのAI開発してくんないかな。

あとは、まっとうなドキュメントをコツコツ整備できるマネージャは、今後とんでもなく重宝される。コードの原資がドキュメントになるので。
で、ドキュメントと指示さえまともであれば、今日日のコードはそんなに変なものはでてこない。
変なコードが出るとしたら、設計と資料と指示が悪い。